2017年04月27日

(H29H-FE-PM4)平成29年春基本情報午後(問4)ネットワーク


目次・平成29年春基本情報の解答解説

公式サイト
午後問題PDF
午後解答PDF

問2〜問7は選択問題、6問中4問を選択して解答する。

問4:ネットワーク:無線LANにおけるデータの送信

無線通信の時分割多元接続方式の考え方の基本。

難易度:普通

設問1)a.

データフレームには最大 1,460バイト を含めることができ、このデータフレーム1個を送るのに、最低限以下の時間を必要とする。

(2)待機(不明時間αμsとする)+(3)W1待機(平均101.5μs)+(4)データフレーム送信(248μs)+(5)W2待機(16μs)+(6)ACKフレーム送信(24μs)
= 389.5μs

よって1秒間に送信可能なデータ量はビットに換算して

( 1,460 × 8 ) ÷ ( 389.5 × 10-6 + α )

この計算を暗算で解くのは大変なのだが、解答の選択肢がかなりばらつきがある概数なので多少省略して計算してもよさそう。

≒ ( 1,480 × 8 ) ÷ ( 400 × 10-6 )
= ( ( 1,480 × 8 ) ÷ 400 ) × 106
= ( ( 1,480 × 2 ) ÷ 100 ) × 106
= ( 14.80 × 2 ) × 106
= 29.6 × 106
≒ 30 Mbps

    b.

@ 機器Aだけが送信する場合には(2)の待機が必要ないので理想的な状況で最大のデータ送信速度が期待できる。

一方、A機器Aと機器Bが送信する場合には、機器Aが送信しようとしているときに機器Bが送信している場合もあり(2)待機が発生しその分送信に時間がかかる可能性がある。

よって、Aの方が余計に時間がかかると考えられる。

設問2)c.

B-C間の通信速度が遅くなると、それだけB-C間の通信をしている時間が長くなるので、速度が変わらないA-C間の通信もB-C間の通信を待機するための時間が長くなってしまう。ア(c1)○

機器AがB-C間の通信を検知して待機するのは(2)待機。イ(c1)×

A-C間の物理層の通信速度は変化しない。ウ(c1)×、エ(c1)○

W1はランダムに決定するので平均値は変わらない。また優先順位が生じることも考えられない。オ(c1)×

送信されるデータ量自体は変化しない。オ(c1)×

上記からA-C間のデータ通信は(2)待機時間が増える分「低下する」。ア、イ(c2)○、他は×

c1, c2ともに○になっているのはアのみ


設問3)


(I) ACKの送信回数が減るので、その分の通信時間や通信待ち時間が減少して送信速度は向上すると考えられる。○

(II) W1待機の時間が減少すれば、通信時間が減少し送信速度の向上を期待できる。○

(III) 物理層の通信速度を向上させることは、データ送信速度を向上させる工夫のひとつであるが、伝送効率の式の分母を増加させているので「伝送効率」の向上には寄与しない。×


posted by eienlearner at 14:36| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 情報処理技術者試験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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